ソフトウェア開発の思考
- ( 2006/08/21 )
だいぶ時間がかかったけど、ようやく Joel on Software を読み終える。
タイトルからお察しがつくとおり、海外の原書を和訳したテの本で … 最初は読みづらい www 。
読み終わらせたのも、途中から意地になったからなのです。
独特の言い回しにうんざりしながら後半にさしかかって、だんだんとソフトウェア制作のセオリーや、ちょっとした歴史を交えた経験の話に。
デザイン半分、システム半分なボクにとっては、そこら辺のお話はむしろ新鮮 ( 多分システム系の方は知っているような話 ) 。
ちょっと我慢して読み進めると、ちょっとは収穫があるモンですな。
はやりのオープンソースについての著者の考え、著者が在籍した当時の MS という組織 ( と戦略 ) について、ネスケがどうしてシェアを奪われたのか、MS がどうやってLotus 1-2-3 からシェアを奪ったのかなど、ボクの知識にない物もなかなか多かった。
・どんなにクソコードでも、スクラッチで書き直そうと考えるのは、クソプログラマーの思考だ ( ビジネス戦略上は大きな失敗 )
・後方互換、競合製品との互換を保つことが、シェアに食い込む武器の一つだ ( ちょっと負い目は感じるけど、ビジネス戦略上は有効な一手だ )
↑ふ~ん、なぁるほど。
世の中やっぱキレている人が多いみたいですね。
スゴイ発想はすぐに思いつかなくても、いろんな人の話や本からのエッセンスを、コツコツ試してみるだけでもきっと価値はある。
ボクみたいな凡人は、そうやって堅実にいくのもテだよな … と ( チョット弱気に ) 改めて思うのでした。
